日本の円は価値が低い

日本の国債を格付けする期間があります。格付けする期間には、日本では格付投資情報センターや日本格付研究所があります。これら日本の格付け機関は日本の国債を最高格付けであるAAAと評価しています。

私はこの日本の格付け機関の評価に疑問を感じます。なぜ借金が800兆円もある日本の国債が一番安全に投資できるAAAという格付けをもらっているのでしょうか。日本の1年間での収入は50兆円です。それなのに、50兆円以上の支出があります。仕方ないので40兆円も借金して、借金返済には20兆円も払っています。そのうち、10兆円は借金の利払いに対する返済なので、実際に借金の返済は10兆円です。

借金が返せないので借金をまたする、この繰り返しで増え続けた借金が800兆円です。日本の国民1人当たり800万円もの借金になります。なぜこのような国の国債がAAAなのかはおかしすぎます。

あきらかに、格付投資情報センターや日本格付研究所に対して政府がAAAにするように言っているとしか見えません。ですが、格付投資情報センターや日本格付研究所が日本の国債を実際に評価してAaやAにしたら、国債の価値が暴落して、金利が上昇します。

すると日本は800兆円の借金に対して上昇した高い金利での利子を支払わなければいけなくなるので、1年間の国家収入が50兆円という日本では利子を支払うことができず、国家破綻となります。

日本の格付け機関である格付投資情報センターや日本格付研究所が日本の国債をAAAと評価するのも仕方のないことかもしれません。

一方の海外の格付け投資機関は日本の国債をどのように評価しているかというと、日本という国に気を使わずに正直に評価をしているために、ムーディーズは日本の国債をA2として評価しています。

またS&Pは日本の国債をAA-としました。

ムーディーズが日本の国債をA2としましたが、同じA2にはギリシア、イスラエル、ボツアナ(南アフリカの北隣の国)などがあります。日本の国債の価値は南アフリカの北の国、草原をシマウマやライオンが走っている国と同じような評価なのです。

これを見たあなたは、
「日本は経済大国でなぜ、ボツアナなんていう南アフリカ大陸の国と同じ評価なんだ!ギリシア、イスラエルなんかも日本の経済に比べたらずいぶん小さな国のはずだ!」
と反論するかもしれません。

ですが、ボツアナにはほとんど借金がありません。ギリシアやイスラエルも借金がありますが、最近は減ってきています。しかも日本のような莫大な借金もありません。

一方の日本は莫大な借金があり、今なお借金が増え続けている状況です。むしろ、日本の国債はお情けでギリシア・イスラエル・ボツアナと同じランクであるA2という評価をいただいているのかもしれません。もしも日本という経済大国でなく、もっと小さな国なら本来はもっと低い格付けになっているはずです。

このように日本の格付け機関は日本の国債をAAAと評価していますが、この評価を信じているのは日本国民だけです。海外の投資家はだれも日本の格付け機関なんて信じません。だから日本の国債を買っている外人はまったくいないのです。

安全で有利な金融商品として、個人向け国債の人気が高まっていますが、日本という国から外に出れば、日本の国債に魅力を感じる人は1人もいないのです。これが現実だ、ということを知っておく必要があります。

日本の国債は、あまり価値が高いわけではありません。むしろ、先進諸国の中では最悪の価値です。そんな価値の低い日本の国債を発行している国のお金の価値が高いわけがありません。今は、なんとか日本のお金の価値をある程度保っていますが、いつかはその価値を保てなくなるときがきます。

それは外国の人が日本の国債は価値が低いと感じているように、日本国民も、実は日本の国債は価値が低いんだ、と気づいたときです。そのとき、今までごまかしてきた日本の国債価値は化けの皮がはがれて、人気もなくなり、国債の価格も下がるでしょう。そして、国債の金利が上昇して、日本は今までごまかしてきた莫大な借金の利払いを支払うことができなくなり、経済破綻となるのです。

もちろん、日本ではハイパーインフレになり円の価値は下落し、物の価値が数10倍になるのかもしれません。円は紙くず同然の扱いを受けるようになり、日本国民はみな貧乏になるでしょう。こんなことにならないためにも、日本の円だけでなく、海外の通貨に投資してインフレ対策をしておく必要があります。

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